「その方」には逆らえない。
「その方」は当店の人気者。
「その方」にへそでも曲げられたら大変。
今日も「その方」大人気。
(わたし)「注文はいりました。出番です。お願いします。」
(その方)「またぁ。サッキもやったやん。も〜アツいねん。」
(わたし)「お願いしますよ。お客様お待ちなもんで・・・。」
(その方)「ていうかなぁ、おまえちゃちゃっとせ〜よ。」
「わし、アツいの苦手やねん。」
(わたし)「ええ、わかりましたよ。」
「かたっ。今日かたいっすね」
(その方)「せやろ。だいぶ奥のほうにおったさかいなぁ。」
「まだ、でけへんのん?おっそいねん、オマエ。」
「はよ、せーや。溶けてまうがな。」
(わたし)「いや、かたいんっすよ。」
「オシ、とれました。」
(その方)「ほんまに、どんくさいわぁ。ほな、かけろや。」
(わたし)「はい。こんなもんですかねぇ。」
(その方)「なんでやねん。少ないやん。もっと、がっと。」
「このなぁ、きな粉たっぷりがええねやないかぁ。」
(わたし)「ハイ、ハイ・・・・じゃ、黒蜜いきますね。」
(その方)「おっしゃ、トロっといけよ、トロっとやで。」
(わたし)「出来ました。じゃ、お願いします。」
(その方)「よっしゃぁ、ほな、いってこよかぁ。」
「ところで、わし、なんぼやねん。」
(わたし)「200円です。税込です。」
(その方)「やすっ!わしをなんぼやおもてんねん」
(わたし)「い、いや・・・ですから200円ですって・・・。」
(その方)「200円って・・・・、ほんましょうもないわ〜。」
「もうええわ〜、行ってくるわぁ。」
その方・・・・
牛角アイスの「バニラ様」。

・・・・・・・以上、妄想。